セラピストの役割
お腹が痛いときはお腹をさすり
具合の悪い人がいたら背中をさする。
手当は手を当てる。
人の手が触れることで不安な気持ちを安心に変えらると思っています。
「癒す」という言葉はあまり好きではなくて
「癒してあげる」ってちょっと上から言ってるような気がします。
人はだれでも自分で自分を癒すチカラを持っています。
すっごくへこんでいるときや疲れているときは
そのチカラが落ちているときです。
そんな時に手を添えてそのチカラを呼び起こす手助けをするのが
セラピストだと思います。
それはトリートメントであったり香りであったり、ただただお話しを聞いたりして
その方自身が起き上がるための後押しをしたい。
きっとそんな思いでセラピストになられた方、これから目指している方も
たくさんいらっしゃると思います。私もそのひとりです。
五感の中で皮膚の表面に存在する感覚器は刺激を受けやすく
本能にも刺激を与えます。
だからこそ手の役割はとても重要です。
誰かの役に立ちたい、こころとからだのケアをしたいと
いう思いを抱いてセラピストをされている方、
目指している方のチカラになれたらとても光栄です。